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おおぬま

「アルカナムパラドキシア」の公演が終わり、数日過ぎました。
たびたびここへは来ていたものの、コトバがみつからなくて、
足止めを食っていました。
今でもうまいコトバはやっぱりみつからないけれど、そんな自分にそろそろ潮時です。

この芝居は、本当に難しかった。
一言では言い表せないほど…

けど、この芝居は、
間違いなく、よしこにしか出来ない芝居でした。
つたない獄中手記はよしこの手を通して、
誰かの心をようやく、
そして確かに揺さぶってくれたと思っています。

私達はコトバによって誰かと繋がり、
コトバでぶつかりすれ違って、
いつの間にか自分を縛り付け、
知らずのうちに自分自身で選んだコトバの中で藻掻いていることも忘れ、
自分を、そして世界を否定する。
シガラミ・キズナを自ら切り離そうとする。
コトバってめんどうで、やっかいで、時々間違っちゃったりもするけれど、
息をするのと同じで、
あまりに単純で、当たり前で、忘れちゃったりもするけれど、
コトバを覚えたのも、
誰かと、世界と、
やっぱり繋がりたいから…
そんな基本的なことと、
世界に対する愛おしさを、
私に思い出させてくれたのは、他ならぬよしこで、
再び埋もれさせて忘れてしまわないように、
ちゃんと私の中に残して置きたいと思います。
そして、またそのめんどうくさいコトバを使って、
世界と、あなたと繋がりたい。
誰かのこころを揺さぶるような作品を、
またよしこで創り続けられたらと思います。

この公演に関わった全てのみなさん、
本当にありがとうございました。
きっとまた、お会いしましょう。
ほんの一瞬、誰かと繋がる為に、
また一歩を踏み出したいと思います。
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by yoshiko-gekidan | 2005-11-25 03:35 | Comments(0)

みっし(装置)

お疲れ様です、みっしです(いえ誤植ではなく)。
無事に盛岡に帰ってきたら、なにか質の違う寒さが待っていました。冬冬冬。
舞台に関わるようになってから毎回思うのですが、創りあげるものに添うような事象が不思議と起こるのですよね。ビジネス書では「共時性(シンクロニシティ)」というらしいですが。『誰々に電話しないと』と思っていたらその人から電話がかかってきたとか。その話題を意識しているからこその必然の連鎖。
今回演じた「女」は壊すことがキィになる人でしたが、みしまも色々壊してました。
自転車が。パソコンが(この投稿は同居人のを使用)。会社のドアノブが。そして何より、衣装を壊しまくりでした。
あれ? 共時性、関係ないかも。衣装さん、何度も直していただいてすみませんでした。

そして今回はみしまの勤め先の方々に何人か観にきていただけました。
「芝居」というのを初めて観る人も多く、男性が多く、このような世界観ははなから拒絶されるかもと不安もあったのですが、感想を聞くと皆さん大層真剣に観ていただいたようで、こちらのほうが感動しました。
「いままでの自分の人生を思わずふりかえっていた」「わが身におきかえてハッとした」等等。
きっと「女」が感じたり叫んだりしたモノと、観たひと一人ひとりがその時思ったモノとは別かもしれませんが、なにかしら心が揺れる時間を創りだせたのなら、すごいことだよなあと思いました。

もうひとつだけ。友人とした会話。
「ジョジョだよねぇ」「そうだね。そして、承太郎とディオはいないんだよ」「うおっ、ほんとだ。『ザ・ワールド』で止めた時のなかでまだ闘ってるんだよ」……終。
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by yoshiko-gekidan | 2005-11-23 23:37 | Comments(0)

松美(照明とか)

ああー今回もやっと終わりましたね。
5000円札をうっかり食われた時は、あああああああああああたしはいったい何をやっているんだ|と、中学生の頃、初めて乗った地下鉄の切符を、あらぬ隙間に突っ込んでしまい、駅員を失笑させたことを思い出しました。まあ、どちらも幸い取り出すことができましたが。
穴を見ると覗きたくなる、隙間を見ると入れたくなる、金を見ると使いたくなる、食べ物を見ると残せない・・・それが人情と言うものでしょう。
それにしても、今回の芝居は、難しかったですねー。見るのもやるのも。自分が何を求めているのか、人それぞれ考えさせられたかと思います。現実にはありえないシーン、だからといって、CGや編集によって上手くまとめられた幻想でもない。演じている側も見る側も同じ時間を過ごしている中での思いがけない瞬間。繰り返し繰り返し積み重ねてきたものが昇華するかそれとも突き放されるのか、たった一回、90分足らずのチャンス。
私にとっては、最後の台詞の前に涙を流せるか・・・というのもふくまれますが。
なんだか、よくわからないことをほざいていますが、泡盛が廻ってきたのでしょう。
また、そのうち。
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by yoshiko-gekidan | 2005-11-22 23:49 | Comments(0)

めぐみ

アルカナムパラドキシア、すべての公演が終了いたしました。
仙台公演ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
いろんな今となっては笑えるハプニングなどもありましたが
詳しくはるつぼ会報で(たぶん)
アンケートもしっかり読ませていただきました。
今回の芝居のラストは終わりととるか、始まりととるか
(もちろんどちらでもあるわけですが)、私的には
始まりだと思って演出しました。ポジティブめぐちゃんなので。
妄想の中の心の呪縛の塔がくずれて、落ちていった先は
やはり生の世界でしょう。と個人的には思ってます。
でも私の演出が暗いのか、よしこのイメージなのか
終わりととる人の方が多かったようですね・・・。
それはそれで美しい結末ですね。あの降ってくる赤い花は
女の内臓やら、肉やら、血液やらなのですね。え、美しくない?
そういえば、本番後の舞台は紙吹雪やらお花がちらばって、
まるでお誕生会のあとのようでした。
なんだかこのまま延々と書いてしまいそうなので
このへんでやめておきましょう。
では、この公演に関わったすべての皆様、本当にありがとう
ございました。また遠くない未来、お会いいたしましょう。
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by yoshiko-gekidan | 2005-11-22 22:06 | Comments(1)

いとう(舞台監督)

仙台公演直前レポート・其の1

いよいよ明日仙台へ向けて出発となりました。今日は練習を少し早く切り上げ、皆で荷積みをしました。
荷物がなくなったアトリエはがらんとして、少しだけ寂しげな雰囲気を漂わせていたようにも見えましたが、それは荷物がなくなって見える床の部分が広がったせいかもしれません。「綺麗に片付いた」という言葉で表現することもできます。

ぼちぼち雪なんかも降ったりしています。明日出発組の車3台のうち、2台は確実に夏タイヤのままです。・・・寒いのは百歩譲って仕方ないとして、雪だけは振らないでと願うばかりです。

自分の荷造りもしなきゃなあ、とため息をつくと、部屋の中なのに息が白くなります。あ~あ、冬ですねえ。
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by yoshiko-gekidan | 2005-11-16 22:17 | Comments(0)

ともえ(小道具とか)

とある日のよしこの練習風景・・・・

盛岡公演の会場でひろびろ練習!
こんな広いところめったにないので、なかなか広々使えない;
なんとなく入り口付近で恐る恐る柔軟などをはじめるのでした・・・

今日は盛岡で練習できる最後の日です。
がんばろうね!d0002143_85555.jpg
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by yoshiko-gekidan | 2005-11-15 08:54 | Comments(0)