おおぬま

2005年7月31日、旧渋民村出身の劇作家・演出家、秋浜悟史さんがお亡くなりになり、その追悼公演を今日観に行った。
「秋浜さんの本は難しい」話には聞いていたが確かにそうだった。
それでも演出やスタッフワークが素晴らしく、役者達の誠意も伝わってきて、
昨日ほとんど寝ていない私でさえ、2時間ほどの時間をほぼ集中して観ることが出来た。本当に久々にいい仕事を見せてもらえた、と思った。

芝居が終わり緞帳が上がると、舞台上には秋浜さんの遺影。
白い花を持った役者達が並び、観客も一同に起立しての黙祷が行われた。
さっきまでいろんな音で溢れていた会場から、音が消えた…
秋浜さんのことは正直ほとんど知らなかった、今でもあまり知らない。
生前の話を聞きかじって、写真を見て、こうして芝居を観て、それくらいなのに、
ただ黙って、静けさの中、胸が押しつぶされそうになって、いつの間にか涙が出ていた。
今日の公演で一番感動したのがこの静寂から献花に繋がる時間だった。
この死と向き合う現実が、静かに胸に突き刺さった。
今日の公演も、ここに辿り着く為の経緯も全て、この瞬間の為であったのなら、
この「追悼企画」は確かな意味を持ったのだと思う。
感動的な沈黙というのは確かにあるのだと感じた時間だった。

奥様の話も印象的だった。
奥様は秋浜さんの戯曲が難しく、わからなかったのだそうだ。
そんな奥様に、秋浜さんはいつも隣で「面白かった?」と聞いていたそうだ。
奥様は内容はわからないけれど、光や装置、生き生きと楽しげに演じる役者達、
空間から感じる全てで楽しんでいたのだと言う。(たぶんそんな話だった。)
私も芝居の内容は正直言って分からなかった。でも観に来て良かったと思っている。
分かりやすい芝居が増えてきた盛岡。
よしこも自分達の伝えたい感動を届けたくて、ギリギリの範囲でわかりやすさを意識している。それがいいことかいつも悩みながら。
昔はもっとわからない芝居がたくさんあって、
役者やスタッフが理解して演じたとしても、そんな一度きり観ただけじゃ、わかりっこなくて…それでも感動していた。それが当たり前だった。
今回客層に若い人が少ないのが残念だったが、もっといろんな人に、若い人達にも、こんな芝居をもっと観て欲しいと思った。
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by yoshiko-gekidan | 2007-07-29 23:06 | Comments(0)

今日よしこでMかSかについて議論が行われた。(主に私の脳内で)
詳細はこうである。
仙台に向けてよしこは、今巷で流行っている「ビリー」をトレーニングに加えた。
(正確にはビリー…のようなもの…)
私も常々入隊したいと願っている。
最近ビリー以外に、新しく○○さんという人(名前がわからない)のトレーニングが話題になっているのだそうだ。
その人の指導は「ムチとムチ」。
ビリーは「アメとムチ」。
……アメは欲しいぞ。
とっても欲しい。
餓えているのか、自分? 病んでいるのか、ヂブン!
(「病んでいる」も今日よしこで話題になった言葉である)
かつての私は、自分は間違いなく「M」である、と思っていた。
それがここ最近(?)本当にそれが真実であるのか、信念が揺らぎはじめている。
アメが欲しいと願う自分は…
「嫌だ」と相手が逃げるほど、つっこみたくなる自分は…
(まあ、本気で嫌がられれば、止めますよ勿論)
歳月は確かに人を変える。
いや、変わったのではなく、それこそ本来の自分なのか?
Mなのだ、と本来の自分を押さえ付けて来たのが、
ここにきて何か枷が外れ、目覚めはじめているのだろうか…
いや、まてまて。結論を出すのはまだ早い。
トレーニングのジャンプをしていて、テンションがトップギアに入って
笑いながら飛び跳ね続けた自分も忘れちゃいないかい?
(寝不足の時に限る)
そうか! 自分は、自分とは、「アメ好きのM」なのだ!
……気がつくと、いつの間にか爽やかな風を連れて、陽が差し始めていた。
どうやら、こんな議論を続けているうちに朝が来てしまったらしい…ふふっ。
やっぱり病んでいるな、自分。

※上記は一部を除きフィクションです。
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by yoshiko-gekidan | 2007-07-29 05:41 | Comments(0)

めぐみ(演出とか)

盛岡公演無事終了いたしました。
たくさんの人たちに感謝。
私は前回公演同様、今回も舞台袖から落ちました。
しかも初日に。痛いお尻をさすりながら楽日までのりきりました。
まだ仙台公演が残っています。
仙台の皆様、待っていてください。
もちろん岩手の皆様もぜひ!よしこ一同泣いて喜びます!

こぼれ話ですが、楽日は集合時間が早いため、時間に余裕があったのです。
役者達は早々とメイクをすませ、衣装を装備して客席にいるスタッフ達の前に
さっそうと現れました。
「今日は、俺たちのためにありがとう!」
ちょっと勘違いバンド野郎達状態です。
すかさず、スタッフ達は携帯で写メってた。ちょっとした記者会見状態だね(笑)
ワルノリはどこまでも続き
「じゃあ、新曲、聴いてくれ。タイトルは…老化現象」
舞台でめちゃくちゃに歌いまくる役者の前で一番ノリノリで拳をつきあげていたのは我らが制作隊長、ひろりん!「老化!老化!」とはげしく拳をつきあげていました。
「おい、そこ!ちゃんと老化してるか!」「きゃー!」

こんな馬鹿なことをして遊んでいた本番前。気合十分!
ちなみに楽屋で、さあやと私は「老化現象ツアーライヴ」のセットリストを作成しました。てきとうに曲作って(笑)それはまたのちほど、るつぼ会報にでも…

あ、なんか芝居じゃないことばっかり書いている!
よしこは今回のお芝居(毎回ですが)大好きです!
ちょっと休んだら、また仙台へ向けてがんばります。仙台でお会いしましょう!
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by yoshiko-gekidan | 2007-07-10 21:24 | Comments(0)

きよ(装置とか)

 よしこの「くるくる哀歌」も無事終了いたしました。
 見に来てくれた方、お手伝いしてくれた方ありがとうございます。
 次回は9月仙台です、そちらも是非見にいらしてください。
 
 昨日は打ち上げでよしこ一同多いにもりあがりました。
 皆様からのアンケートを酒の肴に暖かい言葉に涙しながら読ませていただきました。
 長年よしこを見続けてきた方からのアンケートをみつけるたびに暖かい気持ちになり、ほんと  によしこは幸せものだ。とつくづく思うしだいです。

 そんなわけで、今日はだるいです。
 そして体全部が痛みます。
 なんでだろう、思いあたるのは、さや、まつみ隊長のもとにやった、なんちゃってビリー・・・
 そのせいだろうか・・・・ビリー恐るべし・・・
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by yoshiko-gekidan | 2007-07-09 14:22 | Comments(0)

きよ(装置とか)

よしこもいよいよ後ラストです。
タウンホールの空気に負けてか、ちょっとのどが心配ですが、いやいやなんの大丈夫ですっ。
今日はぜひオープニングからラストまで目をかぽじって、見て欲しいです。
今回のアンケートを読むと、深読みしすぎて難しいと感じている方もいらっしゃいますが。
いやいや、そのままですよ。
見たままです。
まぁ、感じ方はそれぞれですがね…。

私事ですが、
今回、よしことしてずっと見ていると
日々言葉がすっと入ってくるかんじがします。
練習では、なんとも思わなかったセリフが、す~って入ってくるのです。
不思議です。毎回発見がありますなぁ。

一回見た人も時間が許すならばもう一度いらして下さいませ。きっと新しい発見があると思います。是非、よしこと大事な時間の共有をしましょう。
会場でみずこちゃんとともにお待ちしています。
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by yoshiko-gekidan | 2007-07-08 06:36 | Comments(0)

ともえ(小道具とか)

今日も手作りおかずで幸せな一日でした。
ですがそのために(?)遅刻したみっしは怒られました。ははは

盛岡公演も明日で終わりか・・・ていうか今日!
早く寝なくては

今回のストーリーは何かいつもと違うような気がします。
社会派?うーん。世間にはびこる偽りに問いかけるような、本当の幸せ
って、いいことって何?考えると人に触れるのが怖くなります。

そんな舞台の裏はみっしのおかげでトラ柄のテープでぐるぐる巻きです。
そうだね、一歩舞台からおりればそこには危険がいっぱいだよ。
みっしが間違えて購入したトラ柄テープを見つめて私は本番をすごして
います。

お客様から見える舞台より裏手の方がカラフルってどういうこと!?
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by yoshiko-gekidan | 2007-07-08 01:21 | Comments(0)

みっしです。
いよいよ、盛岡公演も後半戦ですね。
来られた方々には感謝を。……みんな、大好き。
これからの皆さんには期待を。……必ずご期待に添います。
いや、期待のうえをいっちゃうぞ!

今回は照明オペとして、調光室から見守っております。
いや、むしろ念をおくっているというか。
あの装置がヘンなタイミングで稼動しませんように――とか、
平台の底が抜けたりしませんように――とか、
役者が舞台から落っこちたり怪我したりしませんように――とか、
心配に心配を重ねて見守っています。
だって、実際あったんだもの。
他劇団さんの公演を観にいった際に、あったんだもん。上の全部。

舞台は生モノです。むしろ生き物?!
一回いっかいが、お客様といっしょに作り上げる奇跡です。
何があっても不思議じゃないのに、完成する奇跡。
『生きている不思議~♪』みたいな。

今日も大好きな『姉さん達』と不思議をつくりにゆきます。
まだ観てないひとも、一回観たひとも、
一緒に不思議を作り上げに来てくれたら嬉しいです。

どうかどうか今日も無事にステージが成功しますように――
あと、水子人形がぴくぴく動いたりしませんように――
あまつさえ、ひそひそ話したりしませんように――
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by yoshiko-gekidan | 2007-07-07 11:20 | Comments(0)

急激な勢いで更新されています、この「よしこのつぶやき」。
一日の間によしこのみんなが、自分の思いの丈をこんなに熱く語っているなんて、
というわけで…
私も参戦いたします。


今回私よしこの受付を預かっています。
二日目は開演後の予想以上の客入りに、
細心の注意を心がけたものの、配慮が行き届かず、
観劇に集中する空気を一部乱してしまいましたことを、
この場をお借りいたしまして、深くお詫び申し上げます。
この反省を元に、改善に努めます。
遅れていらっしゃいましたお客様にも、
皆様いかんともしがたい理由がおありのことと思います。
仕事で忙しい週末は特に…。
よしこは全シーンに全力投球で臨んでいますが、
中でもこれからの約1時間40分の芝居へお客様を誘うオープニングは、
気合いも集中力も芸人魂も、全てにおいて役者裏方共に渾身の瞬間でございます。
是非ここを見逃すことのないよう、出来れば時間に余裕を持って、
会場に足を運んでいただければありがたいです。

そういうわけで、いろいろあった本日でしたので、
内心ハラハラしながら本日の終了を見届けました。
会場外に待機している私に、モニター越しの拍手の音。
客席から舞台へと向けられるその音が、
その場にいない私に、とても温かく届きました。
不思議なものです。
演技にも(音響・照明のオペレーションにも)言えますが、
そこに「在る」魂は、届きます。
その拍手の音を聞く為に、受付はあるのだと思いました。
勿論、お客様をお見送りするまでが、受付のおしごとです。

二日分のアンケートを読み、
感想を残してくださったお客様ひとりひとりの
温かい言葉を受けました。
今回はわかりやすいストーリーが一本ありますが、
よしこが想定したものとは別のストーリーをお持ち帰りになるお客様がいても、
それはそれで「あり」だと思うんです。
解釈は∞。
姿形はそれぞれでも、そこに「在る」魂はきっと等しい。
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by yoshiko-gekidan | 2007-07-07 03:38 | Comments(1)

こんばんわ。
なんだか久しぶりでログインできるのか少々不安でした;

皆が書いているとおり何とか二日目終了です。
前は母の会提供のおかずたちでしたが、今回のよしこはよしこさんたちの
手作りおかずがあります。(皆大人になったんだね)栄養補給・・・うふ

よしこ人には、本番の照明と音響の舞台を最前列で見れないというジレンマ
があります。
始まるぞという空気、客席の声がやんで始まるオープニング。終わるのかと
思いきや胸をしめつけられるようなエンディング。感情を煽るような、逆なでる
ような音楽に包まれながら、お客様にも同じように感じてもらえたらと考え
ます。

これは絵本です。
結末が見えるのに、ただそういうお話というだけなのに悲しくて最後まで
ページをめくる手を止められません。
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by yoshiko-gekidan | 2007-07-07 01:45 | Comments(0)

きよ(装置とか)


今日もおかげさまで2日目の「くるくる哀歌」無事終了いたしました。残すところ後2回です。
ますます、昇り調子のよしこです。
 私、個人的に本日の芝居の面白かった、場所をひとつ書きます。
Sさんのせりふで「人間とは直立二足歩行・・・」みたいなのがあるんですが、
今日のSさんは一味ちがいました。
「人間とは直立二足歩行し、手で道具を使い、地球上できわめて知的でクールな文明を・・」
はまりました。
私ひとりだけが、
 知的でクールな文明って・・・・おい。おもしろいぞ。
 ぜひ知的でクールな文明・・・・聞きにきてください。
 
 他にももっと、面白いシーンなど満載ですが、
ぜひ、ぜひにいらしてくださいませ。
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by yoshiko-gekidan | 2007-07-07 00:04 | Comments(0)