2013年 06月 24日
おおぬま(くされポエム)
心に浮かぶものを
そのままつぶやいた
ポエム っぽいものです。
ご笑覧いただければ幸いです。
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夏が すぐそこまで来ている
開けかけた車の窓を そのまま閉じ
吹き込んでくる排気ガス混じりの風から逃れるように
さあ どこへ行こうか
河原を走る小さいのと大きいのと後ろ姿が2つ
丈の長い草木の緑
ビニールハウスの照り返し
目に映るものを次々と
追い抜いて 通り過ぎて
坂道を登るとまるで
雲のなかに突っ込んでいくみたいだ
それにしても今日は
晴れて日射しもあるけれど
やたら雲が多い
雲が群れになって
どこかへ大移動してる
カーステレオからは
ゴールドベルグ変奏曲
気持ちひとつで
見える世界は変わる
特別な景色に
他愛もないもののはずなのに
斜め前を走るレジェンド
ふと…
行き交う車の名前を和訳していったら
なかなか面白いんじゃないか なんて思ったりして
伝説
行進曲
大いなる伝承物
地平線
願い事…
願い事はまだ道半ば
私の夏休みの宿題は
どこがゴールやら
見当がつかない
どんどん緑が濃く 深くなっていく
木々に見下ろされながら
前へ進む
窓を開けると
ひんやりと澄んだ空気のなかに 蝉の声
大へびの体内巡りの如く続くトンネル
蛇行する道をてっぺん目指しかけ上がる
木立のカーテンに
虫や鳥や なにやら得たいの知れない野生の声がこだまする
風を受けて木々の葉は
巨大な獣の呼吸のように
緩かに心地良さそうに揺れている
暑いのは大の苦手だけど
やっぱり夏の日射しが好き
何もかもが鮮やかに 輝いて見えるから
この季節だけの特別な
湖面に乱反射する夏の欠片の上を
雲が悠々と渡っていく
連なって 寄り合って
入道を形作るのは
まだもう少し先のはなし
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えーと。
えーと。すみません。なった気してみました。
今日はいいお天気だったので。
気分良かったんで。
写真は夏っぽいイメージ(&フチ子さん)です。
以前よしこの季刊紙「よしこのめばえ」に確か
「くされ(腐れ)ポエムのコーナー」てのがあって
みんなで腐れ度を競ってポエムを書いてたのを思い出し
そんな感じを目指してみようと思ったのですが。
ていうか、こういうものを恥ずかしげもなくさらす行為が腐ってますね。
ま、たまにはね。
いいえ、いつもです。手帳はポエムだらけですとも。持っていればの話。
by yoshiko-gekidan
| 2013-06-24 04:17