人気ブログランキング | 話題のタグを見る

いとうまさよ(舞台監督とか)

「顛末記・其の2」

目的駅へ到着。「会場は駅を出てすぐ」という情報だったものの、分からなかったらどうしようという心配は無用で、人の流れについていったらたどり着けました。誰かについていけば着けるって、なんて楽なんでしょう!(だから方向音痴が治らない)

開始時刻を知らせる火サスのテーマに拍手がおこったり、スタッフの姿に「娘さん、マスクをしてると大きな声を出しても通らないよ」と内心ツッコミをいれつつも、一生懸命な姿にちょっと泣きそうになったり(私はこれで今回の芝居の自分の目標を「感動させるスタッフワーク」としました)。
本当に楽しいひと時でした。

戦利品(?)が山のように入ったカートをゴロゴロと引っ張って駅へ。
新幹線の時間まではけっこう余裕があったので、池袋へ行ってみました。重いカートはコインロッカーへ預け、身軽になって時間つぶしへゴー!(といっても、駅前をうろうろするだけで終わってしまいましたが。)

私は、たとえ指定席であってもかなり早めにホームに入っていたい人間なので、新幹線の時間まで1時間半ほどの余裕がありましたが、東京駅へ向かうべく荷物を取りにコインロッカーへ向かいました。
が、しかし。「ロッカーの場所が、わからん・・・!」
池袋駅って、かなり広いです。で、ロッカーもたくさんあります。出入り口とか改札口もいっぱいあります。自分が預けた場所なんて覚えてません。

いとう、ピーンチ!

自分を落ち着かせながら、案内板を探し、ウロウロし、それでも見つからないものは見つかりません。
こうなったら・・・と目をつけたのは、駅のインフォメーションセンター。こんなこと聞いてもいいにかなぁとかなり不安ないとう。以下、当時の会話。
い「あの、すみません。ロッカーの場所がわからないんですが・・・」
駅「これからお預けになられるのですか?」
い「いえ、そうではなくて、預けてた場所がわからなくて・・・」
駅「ロッカーの鍵はありますか?(差し出した鍵をみて)こちらのロッカーですと、そこをまっすぐ行ったキオスクを~」
かなり慣れた応対。きっと毎日そういう人が来るんだね、ごめんねお姉さん手数をかけて・・・、ありがとう・・・!と心でお礼を言いながら言われた道をたどって(たつもりで)ロッカーへ。

どこ?

説明だとそんなに何度も曲がったりしなくてもいいような場所だったんだけど、ないよ!?
えぇ?もう一回聞きに行かなきゃだめ?ていうか、聞いてから5分もたってないのにまた聞きにいったら、私の評価「お馬鹿さん」?それは嫌だな~。と半分泣きそうになりながらその辺りを歩き回ること数分。

・・・あった・・・!

前回公演で飛行士と王子が井戸を探して一晩中歩き回り、やっと見つけた飛行士のセリフで同じ言葉がありましたが、シチュエーションは似たものがあると思います。この世のいろんなものに対して感謝の祈りを捧げたいような気持ちでした。
時間にゆとりを持って行動していた自分、えらいよと自分を褒め称えつつ東京駅へ向かうために山手線に乗車。


やっぱり長くなったので、其の3へ続きます。
by yoshiko-gekidan | 2007-02-23 22:29